Innovation Case Study 02 Nakasorachi Conference Karino Izumi Naito Segawa

Staff
  • 狩野 卓哉

    2009/新卒採用
    パブリックアカウント室
    パブリックアカウント部

  • 泉 朋彦

    2003/新卒採用
    クリエーティブ局
    クリエーティブ部

  • 内藤 慎也

    2011/中間採用
    コミュニケーションデザイン局
    デジタル・ダイレクトビジネス部

  • 瀨川 修平

    2015/中間採用
    プロモーション局
    プロモーション2部

※制作当時の所属部署です。

中空知10市町による
連携プロジェクト「なかそらち会議」

知ってほしい。住んでほしい。
中空知エリア移住促進プロジェクト、始動。

中空知エリアの魅力を広くアピールし、首都圏や札幌圏からの移住や若年層のUターンを促進して地域活性化をめざす「なかそらち会議」。全国でも稀な10市町による連携プロジェクト誕生の背景に迫ります。

中空知の「いま」を知る。それが第一歩。

狩野中空知エリアには世界的に有名な企業があるなど、知られざる魅力があります。そんな地域の魅力を全国に知ってもらうことが本プロモーションの大きな目的でした。今回は競合案件で、私は営業担当として全体統括や社内のスタッフィング、地域や企業に関するマーケティング情報の収集などを行いました。

瀨川私はプロモーションを担当。移住希望者向けに中空知の企業訪問ツアーと、中空知の男性と札幌圏の女性との婚活ツアー等を企画しました。各自治体のPRやツアーエントリーにはウェブサイトを活用。そのほか新聞広告や首都圏の移住雑誌で中空知の特集を組んでもらって募集告知を行いました。

私はキャッチコピーや映像などのクリエーティブを担当。現地に足を運んだ上で企画を考えたものの、地元の人々がどこで何をしているのかはっきりと体感できないままプレゼンに臨んでしまいました。やはり中空知のリアルな「いま」を知らないと完璧なものが作れないと思い、プロジェクトが始まってからはメンバーの中でいちばん現地に出向いていましたね。

内藤私が担当したのは、中空知の魅力をPRする動画コンテンツを主軸にしたデジタル領域の構築です。プロジェクトで展開している多様なプロモーション手法の中で、サイトやソーシャルメディアは、なかそらちの「今」をリアルタイムに発信できるツールですので、各市町のご担当者が簡単に操作できるサイト更新システムと、情報交流の場となるSNSの仕掛けに注力しました。

10市町の思いをひとつにまとめあげる苦悩。

狩野通常はひとつの自治体がクライアントになりますが、今回は「中空知定住自立圏構想推進会議」の10市町がクライアントという稀なケース。自治体ごとに目標や意識が異なるので、意見のとりまとめ等をするのが大変でした。さらに、具体的なプロモーションにあたっては、域内の企業との連携が不可欠で、細かなやりとりや各種調整に苦労しました。

瀨川プロモーションを実施する上ではすべての市町や企業の望みをかなえてあげたいという気持ちはあるものの、同時にすべての希望を叶えるのは難しいことも少なくありませんでした。

地域紹介ムービーや企業紹介誌の取材対象、それぞれのロケに協力してくださる方など関係者が多いので、やりとりをするだけですごく時間がかかりました。取材量が多かったこともあり、6月に開始して納品は11月。広告の現場で制作に5カ月かかる仕事は長いほうだと思います。

内藤各市町や企業などそれぞれ異なる見地から上がってくる要望をひとつのウェブサイトに集約するのは容易ではありませんでした。

対話を重ねるほど、信頼が深くなる。

狩野一つひとつの市町や企業に何度も足を運び、会議や打ち合わせを繰り返すことで、最終的にみなさん納得のいく事業にできました。コミュニケーションの大切さを改めて実感しましたね。

瀨川事前のシミュレーションツアーを通して各市町や企業にご挨拶回りをしたり、不明点やご相談があればその都度説明に伺いました。その繰り返しによって信頼関係ができてくると、みなさんものすごく温かい人たちだとに気づいたんです。心のつながりができてからはプロジェクトがスムーズに回るようになりました。

大勢の関係者とのやりとりは、裏を返せばそれだけ多くの出会いがあったということ。とくに企業トップのインタビューは非常に中身が濃く、鋭い洞察力が感じられ、中空知にはすごい方々がたくさんいるのだなと敬服しました。

内藤サイト構築に関しては、先に決め手となるアイデアを固めて「これで行きます」とはっきり打ち出すことで関係者が多くても方向性がブレないようにしたんです。

PRムービー再生回数3万6千回超の手応え。

狩野1カ月でPRムービーの再生回数3万6千回以上を達成。全国の自治体の中には合計数百回、数千回というムービーもあることを考えると、話題性という点ではPRのお手伝いができたと思っています。今後は更なるPRの仕掛も計画していますので、今以上にもっと話題になっていくはずです。

瀨川移住者向けツアーでは観光地ではなく、工場や酒蔵の見学や働いている人の生の声を聞くなど、暮らしぶりが見える内容に配慮しました。「北海道」の漠然としたイメージから一歩進んで、中空知という地域に気づいてもらえた点がよかったと思います。11月のツアー初日は大雪だったのですが、リアルな北海道生活を体感してもらう機会にもなったようです。参加者からは「移住を考える上で良い検討材料になった」という声が上がっていました。

仕事を通して自分自身が中空知の魅力を知ったのは大きな収穫でした。お米や野菜などの食べ物もおいしいしワイナリーもある。豊かな自然の恵みを享受できて、車で約1時間という程よい距離感で札幌にもアクセスできる。住む方々の暮らしぶりに余裕があって、すごく贅沢な土地だなと思いました。

内藤PRムービーのアクセス回数では手応えが得られましたが、ウェブサイトは作ったら終わりではありません。情報更新やイベント告知、細かな修正などのほか、今後も事業が継続する場合はサイトのリニューアルなども発生するだろうと思います。

仕事ではなく、自分事として向き合う情熱。

狩野私自身も東京からのUターン者として、仕事を通して地元・北海道をより深く知ることができるのはとても楽しいですし、道内をはじめ、全国の人々に北海道を紹介できるのは嬉しいですね。今後は進学などで都市部に行く地元高校生がUターンしたくなるような仕掛も検討しています。10市町が一丸となった移住促進プロジェクトは全国的にも貴重な事例ですので、中長期的な目線で継続していきたいですね。

瀨川ムービーや冊子制作、ツアーの企画など次々に業務が発生したので、前の業務の反省点を次に活かしていくことができました。そのうち単なる仕事の受注というより、自分も中空知の一員という気持ちになってきて、情熱をもって取り組むことができたのはすごくよかったと思います。中空知に移住したいと思ってくれる人が一人でも多くなればと願っています。

移住促進による地方創生は、道民のひとりである自分にも密接に関わるテーマ。北海道の市町村が元気にならないと北海道全体が元気になれないのだから、そこに直接アプローチすることができたのは他の仕事にはない面白さがありました。

内藤10市町の思いをひとつのウェブサイトで表現するのはとても大変でしたが、今回窓口になってくださった担当の方が同じ目線で親身に話を聞いてくださり、ほんとうにありがたかったですね。私は社内作業が中心で現地に行く機会は多くはなかったんですが、このプロジェクトを成功させようと熱意を持った方と交わったことで中空知全体に良い印象を抱きました。どんな業界にも言えることでしょうが、大事なのは人と人とのつながりなんだなと改めて感じています。

  • なかそらち仕事図鑑
  • 「ここは、フランスではありません。」なかそらち移住促進PRムービー
  • 「なかそらちびと」地域紹介ムービー

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